2015年7月31日金曜日

NASの自作 Part01

自宅で運用しているRAIDの容量の使用率が80%ぐらいになってしまって新しいストレージをどうしようか考えたところ「FreeNASなどを使った自作NASがベストなのでは?」と思い、いろいろ調べました。
ソフトウェアエンジニアを仕事にしてますが、自作するのも初めてで様々なブログを参考にさせていただきとても勉強になりました。
そこで私も情報を共有することで、同じようにNASを自作する人達のお役にたれればと思い、人生初ブログを書こうと思いました。
自作、ハードウェアに関しては全くの素人なので、このブログに書かれた情報を鵜呑みにせずに参考程度に読んでもらえると幸いです。
あとは開発しているAndroid用コミックビューアのComicCafeの開発についても時間があれば書こうと思ってます。
 
 
今の自宅の構成は以下のような感じです。
ストレージは2011年に米Amazonで買った HFR2-SU3S2FW というRAIDケースに2.5TBの WD25EZRX を4台積んでRAID10の合計5TBで運用しています。
当時は円高でHDDも安く、全部で5万円ぐらいで構築することができました。
 
 
この構成に特に不満もなく、障害も一回も起きてません。とても安定しています。
mac-miniにComicCafeをインストールして自炊ファイルはRAIDに格納しています。
インポート時のパフォーマンスなども全く問題無しです。
たまった動画などファイルを大量にコピーする場合はMBAとRAIDをUSB3.0で接続してファイルをコピーしています。
mac-miniでファイル共有しているので無線LANでもアクセス可能ですが、速度は遅いので小さいファイル以外はUSB接続を使ってます。
今回、このRAIDの容量が残り20%ぐらいになってしまったので、新しいストレージを模索することになりました。
いろいろネットで調べて行き着いた結論はNASの自作でした。この結論に至った理由は
  1. RAIDケース(ハードウェアRAID)だとハードウェアが壊れた時に復旧が難しい
  2. FreeNAS, NAS4Free, OMVなどフリーで使えるNAS用OSが存在する
  3. 積むHDDの台数などを好きに決められる
  4. mac-miniを捨ててNAS上でComicCafeを動かせる
などなどです。特に1番の理由が大きいです。
そして考えた新しい構成は以下になります。
 
 
USB接続から有線LANになってますが、とりあえず基本的に同じです。
目標は現状と同じIOのパフォーマンスと、より高い冗長性と大容量です。

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